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新型肺炎によるWHOの緊急事態宣言とは?私たちへの影響や効果は?

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1月30日に開かれたWHO(世界保健機関)は緊急の委員会を開き、今回の新型コロナウイルス肺炎の広がりを受けて、「緊急事態宣言」を行いました。

正確には、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と言います。

1月22日、23日の委員会では、緊急事態に当たらないと判断されていましたが、ここへ来てこの宣言です。

感染が拡大しつつあり、他の国にも拡大する恐れがあるとしての宣言が行われました。

では、この「緊急事態」宣言とはどんな内容なのでしょうか。

私たちへの影響や、効果についても考えます。

(アイキャッチ画像はhttps://www.asahi.com/articles/ASN101RWQN10UHBI001.htmlより引用)

WHOの「緊急事態」宣言の内容

 

緊急事態は、感染が国境を超えて広がり、感染拡大防止に国際的な対応が必要な場合に、専門家委員会の判断を踏まえてWHOの事務局長が宣言するものです。

要は、世界に拡大する心配が生じてきたら出されるものということですね。

 

宣言に踏み切った理由として、「医療制度の弱い国に広がったらどうなるか、この危険性を最も懸念している」と、WHOの事務局長、テドロス・アダノム氏は述べました。

ヒトからヒトに感染しているということが確認されたため、緊急に会合が開かれたというものです。

しかし、一方で、「不必要に人や物の移動を制限する理由はない」とも言っており、感染地への行き帰りや貿易を制限する勧告は行わないとも言っておられます。

 

これだけ心配が広がっているのに、なにか矛盾を感じますね。

もし、こういうヒトやモノの行き来を制限するのであれば、「リスクと費用対効果の分析」を行った上で判断すべきということです。

各国の判断に任せるということです。

 

何かまだ緊急感に欠ける内容に思えます。

 

これまでに出されたWHOの緊急事態宣言

2009年4月 新型インフルエンザの大流行

メキシコ・米国から世界に拡大(10年8月に解除)

14年5月 ポリオのアジア、中東、アフリカでの流行

主に小児が感染(継続中)

14年8月 エボラ出血熱の西アフリカでの流行

コウモリからヒトに感染の可能性。致死率が高い(16年3月に解除)

16年2月 ジカ熱の中南米での拡大

蚊の媒介で感染。母子感染で新生児に小頭症の可能性(16年11月に解除)

19年7月 エボラ出血熱のアフリカ中部での流行

コンゴを中心に感染拡大(継続中)

https://www.asahi.com/articles/ASN101RWQN10UHBI001.htmlより引用

 

ここで注目できるのは、2016年のジカ熱に関する「緊急事態」宣言です。

 

ジカ熱は、病気の重さは微熱や発疹程度という軽いものでした。

それでも緊急事態が宣言されたのは、感染が確認されたブラジルで、リオデジャネイロオリンピックが控えていたからです。

この時の人々の行き来により、世界に拡大する心配があったからでした。

 

このように、緊急事態は、病気の重さ軽さによって出されるわけではないことが分かります。

 

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WHOの緊急事態宣言による私たちへの影響や効果は?

 

ここからは筆者の見解です。

 

上にも書いたように、緊急事態宣言が出されたとは言え、ヒトやモノの行き来を制限するほどには至らないということです。

中国は、団体旅行を中止する措置をとっていますが、個人の動きまでは制限していません。

 

であれば、いろんな国へ影響が及ぶことを食い止めることができにくそうに感じます

 

WHOが緊急事態宣言が出すぐらいですので、国や人々の警戒心は強まるかもしれませんが、何ら特に拘束力はないということ。

武漢へのチャーター機で帰国した人のうち、二人が検査を拒否したというニュースもありましたが、こういう人に強制的に検査を受けさせる力もありません。

日本ですら強制力を持った法律もできていないのです。

(しばらくしてこの二人の方は検査を受けることを申し出たそうですが)

 

今のところ、以前に緊急事態が宣言されたエボラ出血熱のように、致死率はそこまで高くない状態ですから、『新型コロナウイルス肺炎に十分気をつけてね』ぐらいの宣言と受け取る程度のものですね。

 

ですから、私たちに対して、影響や効果はそれほど及ばないというのが、今のところの結論です。

 

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終わりに

 

いくらWHOの緊急事態宣言とは言え、拘束力や強制力がないのは効果も薄いというもの。

しかし、WHOが国家を拘束するという力もないのでしょうね。

であれば、私たちとしては、本当に個人としてできることをして感染予防に努めるしかない、というのが現状ではないでしょうか。

東京オリンピックまでに収束してくれたらいいのに、というのが多くの人の願いでしょう。

希望的観測しかできないところが、なんとも歯がゆいところです。

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