高校駅伝強豪校が鉄剤注射!学校名や鉄剤の影響や副作用は?

高校駅伝強豪校が鉄剤注射!学校名や鉄剤の影響や副作用は?

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2018年12月23日、全国高校駅伝が開催されます。

年末の恒例行事、楽しみにしておられる方も多いと思います。

しかし、今日、その高校駅伝の強豪校のいくつかに関して、驚きのニュースが入ってきました。

なんと、2016年から警告されていた貧血治療用の鉄剤注射を警告後も引き続き使っていたということが明らかになりました。

なぜこのような事になったのでしょうか。鉄剤注射にはどんな意味があったのでしょうか。

調べてみたいと思います。

 なぜ鉄剤注射を行なったのか

鉄分は、よく、血液のもとになるとして、食べ物で摂取を心がけるように言われることがあります。

特に女性は生理による貧血になることが多いため、この鉄分摂取は勧められています。

しかし、今回の事案は、食物から鉄分を摂取するという行為を越えたことが行われていたということなのです。

では、なぜこの鉄剤を注射で取り入れるようになったのでしょうか。

一部引用致します。

 鉄剤注射は本来、鉄分不足による重度の貧血治療用だが、陸上関係者によると、持久力が高まるため、貧血になりやすい女子長距離選手を中心に2000年頃から全国に広まった。

http://news.livedoor.com/article/detail/15712950/より引用

この一文から、3つの驚きの点が見つかります。

3つの驚きの点

一つは、鉄剤注射は重度の貧血治療用だということ。

ある人は、自身のブログの中で、鉄剤注射の経験を次のように語っておられました。

…このとき、ヘモグロビンが6.9でした。

食欲がなく点滴に行ったり、鉄剤を飲むことが怖くなって注射を一週間毎日フェジン静脈注射を打つことになりました。

そして一週間毎日注射を打ち、やっとヘモグロビンが8.8まで上がりました。

http://niko.hateblo.jp/entry/2015/01/30/190200より引用

血液検査によるヘモグロビンの基準値は、女性で11.5~16程度と言われていますから、この方は本当に重度の貧血だったことが分かります。

裏を返せば、それぐらい貧血でなければ、鉄剤注射が行われないということ。

そもそも、どうして「貧血になりやすい」、つまり、常時貧血ではない女子ランナーに対して鉄剤注射が打てたのか、病院側はどうしてそれにゴーサインを出したのか、非常に気になるところです。

二つ目は、持久力が高まるために鉄材注射を行ったという点です。

これって、ドーピングと同じ考え方じゃないでしょうか?

ドーピングとは、筋力、持久力などの運動能力の向上や、神経の興奮などを意図して、禁止薬物を取り入れる行為です。

であれば、高校生の女子に対して、鉄剤注射を行うというのは、ドーピングの精神そのものではないでしょうか。

3つ目に、2000年頃から全国に広まったということ。

勝利至上主義がモロに出ています。

強豪校から弱小校に至るまで、色んな所で行われていたことが想像できます。

この半ドーピングが日本中で行われていたこと、これが非常に問題点になると思います。

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警告後も継続、学校名は?

2016年4月に「鉄分が内蔵に蓄積し体に悪影響がある」として使わないように警告されていたにもかかわらず、一部強豪校では行われていたということです。

この点に関し、報道ではこうなっています。

読売新聞の取材では、16年12月の全国高校駅伝に出場した東日本の高校の選手と担当医が、「女子5人全員が鉄剤の注射や点滴を打った」と証言。9月頃から毎週のように監督に病院に連れて行かれ、事前に行うべき血液検査をせずに打つことも多かったという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181208-00050139-yom-spoより引用

16年12月の全国高校駅伝に出場した東日本の高校としか書かれていませんし、調査しても学校名まではわかりませんでした。

しかし、学校とともに病院も非難を免れません。

行われていたのが強豪校であったということも衝撃を大きくします。

学校名が公表されていませんから、それで何位を取ったのかはわかりませんが、そんなことを行なってまでして上位入賞などを取ったとしても、女子ランナーは心底嬉しかったのでしょうか。

そういうメンタル面の影響まで心配してしまいます。

副作用について

報道では、日本陸上競技連盟が「鉄分が内臓に蓄積し体に悪影響がある」としていますが、本当のところどんな副作用があるのでしょうか。

上に述べられていた、「フェジン静注」には、吐き気、頭痛、発熱などの副作用があるとされています。

それだけでなく、

  • 脈拍異常、血圧低下、呼吸困難
  • 骨痛、関節痛、筋力が低下する(骨軟化症)

すら挙げられていました。

アスリートにとっては、これらの副作用も問題がありそうです。

鉄剤を取り入れたことのある選手は、次のような状態になっていたとの報道があります。

大学陸上部で血液を調べると、1人だけ桁違いの鉄分過剰を示す数値が出た。監督は「何か体に入れていただろう」と驚いた。体内の鉄分貯蔵量の指標となるたんぱく質「血清フェリチン」の1ミリ・リットル当たりの濃度が正常値(25~250ナノ・グラム)を大幅に超えていた。

 高校時代から異変を感じていた。過剰摂取が原因とみられる内臓機能の低下を起こし、ジョギングすらきつい時が何度もあった。

https://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20181209-OYT1T50032.htmlより引用

対応がまずければ、選手生命にも影響が及びかねない問題となっていることが分かります。

高校時代の監督は非常に無責任と言わざるを得ません。

ベネフィットだけではなく、これらのリスクもちゃんと考えて行われていたのか、学校や病院もしっかり声明を出してほしいですね。

 

まとめ

  • 2000年頃から女子長距離選手に鉄剤注射が持久力向上のため全国的に行われ始めた
  • 2016年の警告後も、一部強豪校ではそれに従わず行われ続けていた
  • 鉄剤注射には様々なリスクがあり、選手生命にも悪影響が及びかねない

今年の駅伝では、そのようなことを心配しながら見なくて良いよう、正々堂々と戦ってほしいものです。

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