札幌アパマンの爆発、詐欺的行為と建物被害の損害賠償はどうなる?

札幌アパマンの爆発、詐欺的行為と建物被害の損害賠償はどうなる?

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札幌市豊平区で起きたアパマンショップ「平岸駅前店」の爆発事故。

昨日の夕方、「アパマンショップリーシング北海道」の佐藤大生社長がお詫び会見を開きました。

いろんな詳細が徐々に明らかになっています。

信じられない内容のものもあり、ずさんな管理実態が浮き上がってきていると言えます。

では、お詫び会見はどんな内容だったのでしょうか。

損害賠償はどうなるのでしょうか。

気になりますので調べてみます。

爆発に至る経緯の実態

 

当時、店内に消臭スプレー缶が160本あり、そのうち廃棄予定の120本分のガス抜きを店長1人が行なっていたそうです。

 

では、そもそもなぜ消臭スプレーがそんなに在庫していたのでしょうか。

 

これはもともと、入居直前の部屋の消臭のために使われるそうで、入居予定者に希望を尋ねて、施工代金を含めて1本1~2万円で販売していたものです。

佐藤社長は、120本もの在庫を抱えていたことについて、「理由の一つに未施工のものがあったと聞いている」と明らかにし、「全部が全部そうではないと思っていますが、件数を精査したい」と返答しました。

料金を受け取っていながら未施工のままだったということは、明らかに詐欺的行為にになります。

 

この件に関して、こう追求されています。

報道陣は「廃棄ではなく、未施工の隠蔽ということになりませんか?」と追及。佐藤社長は「そういう認識はございませんでした。実際、未施工に関しましても、会社の方で細かい調査ができていないので、しっかり調査した上で、と思っております」と答えた。

https://www.sponichi.co.jp/society/news/2018/12/18/kiji/20181218s00041000323000c.htmlより引用

「しっかり調査した上で」、未施工分は返金などの対応を取られるのでしょうか。

会見では明らかにされませんでした。

下手をすれば民事裁判で訴えられる可能性もありそうです。

 

そういった問題を抱えたまま、今回の爆発へと事は進展します。

120本ものスプレーを店内で噴射させた後、店内が煙ったため、一旦外に出、その後戻ってきたときに手を洗おうと給湯器をつけたところ、爆発したというのです。

 

スプレーが火気厳禁であることを知らない人が存在していた事自体、驚きです。

 

聞き取りに対し、店長はスプレーに可燃性があることについて認識していなかったといい、涙を流しながら「本当に申し訳ない」と話していたという。

https://www.asahi.com/articles/ASLDL6T8SLDLIIPE029.html?iref=com_alist_8_02より引用

とは言っていますが、あまりに常識知らずで空いた口がふさがりませんね。

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爆発の被害に対する損害賠償はどうなる?

 

この件に関して、次のようなツイートをしておられる人がいました。

 

 

そうなんです、過失で火元となった場合とは異なり、爆発を起こしたときは個人賠償責任が問われることになります。

 

その点に関して、こう解説されているところがありました。

ガス爆発は失火法が適用されない?
軽過失の失火であれば失火法が適用されますが、ガス爆発には適用されません。
つまり、ガス爆発を起こした場合は個人賠償責任義務が生じます。
火災保険に類焼損害補償の特約に加入したり、個人賠償責任保険などに加入しておく必要があります。

https://www.hoken-galileo.com/kasai/base/base_h03.htmlより引用

 

ということですから、周辺の被害を受けた店舗、民家、マンションなどから損害賠償の請求を受ける可能性が高いです。

 

 

隣のロイヤルホストもご覧の有様です…

原状回復のほか、休店中の遺失利益についても損害賠償請求を受けるのでしょうか。

その可能性は高いと思われます。

 

そのため、賠償金額は億は下らないでしょう。

何億で済むか、といったところではないでしょうか。

 

爆発を起こした店長に対する責任追及は

 

このように解説されていた記事もありました。

 

現在、警察は、不動産店従業員の過失により火が出て建物が燃えたという点に着目し、罰金50万円を最高刑とする建造物等失火罪の疑いで捜査を進めている。

しかし、原因や建物損壊の結果がむしろ大量のスプレー缶のガスにあったということになり、しかもガスを抜く際、密閉した事務所内で何ら換気措置をとっていなかったとか、安易に湯沸かし器に点火したといった事情が浮かび上がれば、禁錮3年を最高刑とする重過失激発物破裂罪に問われるのではないか。

https://news.yahoo.co.jp/byline/maedatsunehiko/20181218-00107989/より引用

 

というように、罰金だけでなく、禁錮の刑を受ける可能性があることも指摘されています。

非常に大きな責任問題に発展していることが分かりますが、アパマン平岸駅前店の店長にはどれぐらいの範囲の責任が問われることになるのでしょうか。

 

なんだか気の毒にすらなってきました…

 

まとめ

  • 消臭スプレー120缶のガス抜きをしていたが、そのスプレーは未施工分のものであり、詐欺罪が適用される可能性
  • ガス爆発は個人賠償責任が生じ、店長個人に対して、またアパマン側に損害賠償請求ができる可能性が高く、その賠償は億単位になることが予想される
  • 店長本人にも、爆発を起こしたことに対する刑事罰が適用される可能性も

 

一人の知識不足と不注意がとんでもない結果をもたらすことをまざまざと感じさせる事故でした。

私たちも他人事と考えず、自分の行動には責任を持って行わなければならないなと引き締められるのではないでしょうか。

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