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李文亮医師の死去の経緯は?新型肺炎を最初に警告したのになぜ?

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今回の新型コロナウイルスによる肺炎を最初に警告した1人である李文亮(り・ぶんりょう)医師が、2月7日、死去しました。

34歳でした。

若くて素晴らしい能力のある医師を亡くしたことは、本当に残念です。

李文亮医師が新型肺炎を最初に警告したことに対して、中国の警察に呼び出され、懲戒書に署名までさせられていました。

この李文亮医師が死去したいきさつはどんなものだったのでしょうか。

中国の暗闇にも迫ります。

(アイキャッチ画像はhttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200207-00329129-toyo-bus_allより引用)

李文亮医師が新型肺炎を警告したいきさつ

 

李文亮医師は、武漢市中心医院の眼科医でした。

 

李医師は、昨年12月にはすでに異変に気づいていました。

SARSに似たあるウイルスにかかったとみられる7人の症例に注目したのです。

そのときにはすでに、武漢市の魚市場「華南海鮮卸売市場」で売られていた生きた動物が感染源とされました。

 

そして、昨年12月30日に、李医師はチャットグループに入っている医師たちに対し、流行が始まっていると警告するメッセージを送信しました。

その中で、防護服を着用して感染を防ぐようにアドバイスしていました。

 

しかし、そのチャットグループの1人である女性医師が、なんと警戒心のないことに、その李医師の注意喚起の文面などを、スクリーンショットでインターネット上に投稿したのです。

しかも、最も重要な情報である李医師の名前と職業を隠さずに投稿してしまいました。

 

そのスクリーンショットを見た人が李医師を見つけ出し、1月3日に派出所に呼び出され、「違法問題」を起こしたとして、「訓戒書」に署名をしました。

その違法問題というのは、「不正確な情報を流布した」とされたのです。

その時点で、警察は、なんの根拠もなく、不正確な情報として片付けようとし、隠蔽体質がすでに表面化し始めていたと言えます。

 

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李文亮医師が感染したいきさつ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200207-00000003-jij_afp-intより引用

 

すでに述べたように、李文亮医師は眼科医です。

1月8日ごろ、入院していたある緑内障の患者を診察していたのですが、その人は、体温は正常なのに、食欲がありませんでした。

その時は、特に気に留めていなかったのですが、昼頃には発熱を起こし、CT検査の結果、「ウイルス性肺炎」ということが分かりました。

 

当日この患者を世話していた娘も発熱を起こし、ヒトからヒトへの感染が起きました。

 

しかし、李医師は、当初緑内障の患者に発熱もみられなかったので、油断していたと言います。

 

それが原因してか、1月12日、呼吸器のウイルスを検査し、CT検査も受けて、新型コロナウイルスによる肺炎の可能性が高いとして、入院されるようになりました。

病状は悪化してしまい、毎日抗生物質、抗ウイルス薬、免疫グロブリン製剤、酸素を注入する治療を続けていました。

免疫グロブリン製剤は自費で購入し、日本円にして85~90万円もかかったと言います。

 

しかし、そんな努力の甲斐なく、はっきりと新型コロナウイルスによる肺炎だと確定されたのは、なんと1月30日でした。

そして、2月1日、李医師の感染が確認されました。

 

それからたった6日後、2月7日に、武漢中心病院は、李文亮医師の死去を発表しました。

34歳でした。

 

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李文亮医師の出来事に見る中国の闇

http://china.caixin.com/2020-02-07/101509761.htmlより引用

 

 

最初に流行に気付いた12月30日から4日後、中国公安省の職員が李医師のところに来て、書簡に署名するよう求めに来ました。

その書簡は、「社会の秩序を著しく乱す」「虚偽の発言をした」として告発する内容でした。

 

その時のやり取りについては、こう報道されています。

「我々は厳粛に警告する。頑なに無礼な振る舞いを続けたり、こうした違法行為を続けるのであれば、あなたは裁かれることになるだろう。わかったか?」

その下には、李医師の筆跡で「はい、わかりました」と書かれている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-51366940-bbc-intより引用

 

中国公安省は、新型肺炎の流行が本当なのか調べもせず、虚偽で社会を乱す、と断定しているのです。

隠蔽体質が明らかではありませんか。

 

そのように告発するのであれば、先に何が本当なのか、調べるのが先決なのは言うまでもありません。

しかし、その段階を踏まれないまま、李文亮医師は、虚偽を広めたとして糾弾されるのです。

 

ニューヨーク・タイムズ紙は、1月29日付で、「コロナウイルスが広がり、全世界が中国の独裁体制への代償を払う」という見出しのコラムを載せました。

その中には、「習近平は自らの強力な支配を感染症の阻止ではなく、情報の統制のために使った」という副見出しがあります。

 

それから約1週間後、2月4日付の報道によると、中国は、初動体制に問題があったことを認める声明を出しています。

 

感染者も死者も爆発的に増えているのに、そのような声明を出すのは非常におそすぎるという感が否めません。

 

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終わりに

 

最初に新型コロナウイルス肺炎に気付いた李文亮医師が亡くなったというのは、本当に悲しむべきニュースです。

李文亮医師は、「回復したらまた第一線に立とうと思う」とおっしゃっていました。

その願いが叶わなかったこと、本当に悲しく思います。

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