カナダ、ファーウェイCFO逮捕!理由とアメリカの思惑とは?

カナダ、ファーウェイCFO逮捕!理由とアメリカの思惑とは?

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カナダ司法省は5日、ファーウェイのCFO・孟晩舟(メン・ワンツォウ)氏をバンクーバーで逮捕したと明らかにしました。

孟氏は、ファーウェイの創業者、任正非(レン・ツェンフェイ)氏の娘で、その逮捕の理由に関して様々な憶測が飛び交っています。

アメリカは、すでに政府機関においてファーウェイ・ZTEなどの通信機器の使用を禁止しています。

そして、今回の逮捕劇。

アメリカは孟晩舟氏の身柄を引き渡すようカナダに要請しています。

今日、孟氏の保釈のための聴聞会が開かれる予定です。

では、いったいカナダがいきなりとすら思われるファーウェイCFOを逮捕したのはなぜでしょうか。

アメリカの対中国の戦略が垣間見えます。

では、どういうことなのか、調べてみました。

ファーウェイCFOはなぜ逮捕されたのか

カナダ・バンクーバーで逮捕されたファーウェイの創業者の長女、孟晩舟(マン・ワンジョウ)最高財務責任者(CFO)(ファーウェイのHPより)
孟晩舟(マン・ワンジョウ)CFO

(https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%81%A8zte%E3%81%8C%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%81%8B%E3%82%89%E6%8E%92%E9%99%A4%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%90%86%E7%94%B1/ar-BBQBcNY#page=2より引用)

この件に関し、カナダ司法省は、逮捕はアメリカからの要請であると明らかにしていますが、詳細については、孟氏側からの要請を受けて裁判所から報道禁止命令が出ているとして、公開できないと言うことが表向きの状態です。

しかし、一連の報道によると、孟氏は中国の企業Skycomの役員を努めていた時、アメリカの対イラン貿易制裁に違反し、HP(ヒューレット・パッカード)社の製品をイランに輸出しようとしていた疑いがあると以前から報道されていたことが取り上げられています。

では、対イラン貿易制裁とはなんのことなのでしょうか。

簡単に言いますと、イランが核放棄を前提とした貿易再開を各国が行なっていましたが、今年5月になって、イランはこの合意を果たしていないためにアメリカが「イラン核合意」から脱退して、イランからの輸入をストップするというものです。

イランは、特に原油を輸出することにより、国として儲けていましたが、それが輸出できなくなると大きな経済ダメージを受けることになります。

それが嫌ならば、核合意をちゃんと果たしなさい、民間に対する開発(原発など)というものもやめなさい、というアメリカからの圧力が存在するということです。

しかしそんな中、孟氏はイランをいわば助ける行為を行なっていたとして、アメリカは孟氏を逮捕する要請をしたということになります。

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しかしアメリカの思惑は

アメリカのファーウェイ・ZTE排除については、以下の記事をご覧ください。

現在ファーウェイは、世界のスマホ市場において、韓国・Samsung(サムスン)に次ぐ第2位のシェアを誇っています。

今年の4月~6月の世界スマートフォン出荷台数において、アップルを抜いたということです。

しかも、首位のSamsungにも肉薄しているというのが現状で、勢いのある会社であることが分かります。

日本でも、ファーウェイの商品がだんだん人気となってきている現状があります。

HUAWEI P20 liteや、2018秋モデルとしてHUAWEI Mate 20 Proなどが発売されています。

Huawei Mate 20 Pro

https://www.amazon.co.jp/dp/B07JYCGXQ9/ref=asc_df_B07JYCGXQ92545170/?tag=jpgo-22&creative=9315&creativeASIN=B07JYCGXQ9&linkCode=df0&hvadid=301840487982&hvpos=1o1&hvnetw=g&hvrand=8352000748923884212&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=1009515&hvtargid=pla-560744719581 より引用

アメリカとしては、Apple製品の勢いがなくなっていくのを指を加えてみていることはできないでしょう。

もちろん、一度ファーウェイが抜いたからと言って、すぐにAppleが負けたということはできません。

しかし、アメリカにとっては、ファーウェイの躍進は脅威であるに違いありません。

そこで、アメリカは、政府機関においてファーウェイの通信機器の使用を禁止しています。

そこには色んな理由がつけられていますが、結局の所、中国との貿易戦争に負けたくないというのが本音ではないかと筆者は見ています。

トランプ大統領が口酸っぱく述べている「アメリカ・ファースト」が、こういったところにも色濃く現れており、どんな分野でも、どんな理由付けをしたとしても、「アメリカ・ファースト」を貫くための戦略といったところではないでしょうか。

今日、孟晩舟CFOの法廷審問が予定されているため、そこで新たな事態が判明すれば、追記したいと思います。

まとめ

  • ファーウェイ・孟晩舟CFOの逮捕は、イラン制裁違反であるとみられる
  • ファーウェイのシェアはどんどん増えていることが報道されている
  • 「アメリカ・ファースト」を掲げるトランプ大統領の思惑が実はチラチラ見え隠れしている

と筆者はまとめたいと思います。

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難しいニュースではありますが、わたしたちのスマホにも関連してくるニュースなので、注意深く見守る必要があるのではないでしょうか。

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