ゴーン、声明で保釈請求は認められるのか?保釈金は過去最高?

ゴーン、声明で保釈請求は認められるのか?保釈金は過去最高?

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日産の元会長、カルロス・ゴーン容疑者が、保釈を訴える声明を出しました。

ここまで長期の勾留を受けており、何とか保釈を勝ち取りたいという考えのようです。

ゴーン容疑者の声明とはどんなものなのでしょうか。

保釈制度を振り返りながら、ゴーン容疑者の保釈が認められるのか、考えていきたいと思います。

ゴーン容疑者の声明とは

 

ゴーン氏の保釈請求は、東京地裁に昨年末に続いて2回目です。

今回の保釈に関して、東京地裁は21日以降に判断をする見通しとなっています。

では、ゴーン容疑者はどんな声明を出しているのでしょうか。

一部このようになっています。

 ゴーン被告は声明の中で「裁判所が私の保釈請求を審査しているところですが、私は(保釈後も)日本にとどまるつもりであり、裁判所が正当と判断するどんな保釈条件もすべて尊重するつもりであることを強調したいと思います」と表明。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190121-00000003-jij_afp-intより引用

 

また、この声明の中で、

  • パスポートの提出
  • 監視装置の着用
  • 関係者と接触しないこと
  • 検察が認める警備員による監視費用を負担

なども申し出ているようです。

家族はすでに、公判が始まるまで滞在するためのマンションを東京都内に借りています。

 

つまり、これらの声明を出すことによって、

  • 逃亡、特に海外へ逃亡しないこと
  • 関係者とあって証拠隠滅を図らないこと

を保証したい考えのようです。

 

ゴーン容疑者側としては、罪状について全て無罪であるとの確信を抱いているので、これらの監視下に置かれることによって、何もやましいところはないということも証明したいという意図も感じられます。

 

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保釈制度とは

保釈が許される条件というものがあります。

それは以下の条件を満たしていなければなりません。

  • 重罪ではない
  • 過去に長期の懲役・禁固刑を受けていない
  • 常習性がない
  • 証拠隠滅の恐れがない
  • 被害者や証人に危害を与える恐れがない
  • 氏名と住所が明らかである

ゴーン容疑者の場合、問われている罪状がかなり重罪であるので、保釈は簡単には認められないのかもしれません。

そこで、今回の声明の発表へとつながったと思われます。

 

また、容疑者が罪状を否認している場合、保釈は認められにくいということがあるようです。

否認しているだけに、証拠隠滅を図る恐れがあるからです。

しかし、先程も述べましたが、証拠隠滅の恐れがないということを訴えることにより、保釈を認めてもらおうという意図が見受けられます。

 

また、保釈中に滞在するマンションも借りていることから、住所を明らかにすることができるので、保釈されやすい環境を整えていることも考えられます。

 

保釈金はどれぐらい?

保釈金を決める方法について、ある専門家はこのように述べています。

「通常、保釈金は事件の重大性や前科の有無、見込まれる刑の重さ、さらに本人の収入と資産の多寡によって算定されます。高額所得者ほど、保釈金が高騰する傾向があり、ライブドア事件の掘江貴文氏と大王製紙の井川意高氏は約3億円、村上ファンド事件の村上世彰氏は約5億円でした」

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244164

 

過去最高額は、ハンナン偽装牛肉事件の”食肉の帝王”浅田満氏が2004年12月に支払った20億円でした。

今回のゴーン容疑者の逮捕容疑よりも最大量刑は重いというものでした。

 

しかし、ゴーン容疑者も高額所得者であり、保釈金は10億円をくだらないとされています。

 

過去最高額を更新するのでしょうか。

これは蓋を開けてみないとわかりませんが、高額所得者であることから、その可能性も否めません。

 

しかし、保証金は条件さえ守っていれば、全額が返金されるため、ゴーン容疑者にとっては痛くもかゆくもない金額であると言えるのではないでしょうか。

保釈されるのか

以上のことから、これらのことを受けて、筆者は今度は保釈が認められるのではないか、と考えます。

何より証拠隠滅が心配される保釈なわけですが、あらゆる方法を用いて証拠隠滅ができないようにする、と言っているわけですから、十分な保釈金を積めば、認められるのではないでしょうか。

ゴーン容疑者も年が年ですから、そろそろ保釈してあげないと健康上の問題が出てくることも避けたいとも思いますしね…

 

 東京地裁は22日、私的投資の損失を日産自動車に付け替えたなどとして会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された前会長、カルロス・ゴーン被告(64)の保釈を認めない決定をした。弁護人が18日に2回目となる保釈請求を出していた。地裁は東京地検特捜部や弁護人から改めて意見を聞くなどした結果、口裏合わせなど証拠隠滅の恐れが高いと判断したとみられる。

https://www.sankei.com/affairs/news/190122/afr1901220020-n1.htmlより引用

やはりダメでしたか…

口裏合わせの危険で保釈認められず…

裁判所もかなり神経質になっていますね。

それぐらい有罪にしたいという気持ちも地裁からもニオッてきます。

まとめ

ルノーも会長職を解く考えを示している中での保釈請求。

ゴーン容疑者側にとっては、弁護士とできるだけ打ち合わせをし、無罪を勝ち取りたい考えでしょう。

保釈が認められるかどうかによって、これが大きな影響を受けますので、ぜひとも保釈されたいというのが見て取れます。

明日の東京地裁の判断が注目されます。

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