ゴーン逮捕へのフランス人の反応は?批判と擁護、どちらが多いかまとめた!

ゴーン逮捕へのフランス人の反応は?批判と擁護、どちらが多いかまとめた!

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カルロス・ゴーン元日産会長は、日本に住んでいますが、国籍はブラジル・レバノン、そしてフランスと、多重国籍を持っています。

それに加え、日産と三菱自動車においては会長職を解任されましたが、フランスのルノーに関してはCEOの職を解任されていません。

それだけ、フランスにおいてはゴーン氏に対する同情の声が多いのかと思ったら、そうでもないようなんです。

フランスのお国柄と合わせて、人々の反応をまとめてみましたので、ご覧ください。

フランスでの報道は

まず、フランスにおけるルノーの立場に関して言えば、フランス政府はルノーに15%出資しているという関係にあります。

もともと、フランスには、『国家は国民を管理する代わりに、国民を守るべきだ』との考えが国民の間でもあるようです。

ですから、ルノーという自動車メーカーは国民の雇用を生み出す上で非常に大切な役割を果たしており、フランス政府もルノーの成長を支えた日産・三菱自との連合を失うわけにはいかないと考えているようです。

それに加えて、先程も述べたとおり、ゴーン氏が逮捕された後もCEOを解任していないということを考えると、ゴーン氏は今でもフランス内で受け入れられているのではないかと考えがちです。

確かに、もともとは、フランス内ではゴーン元会長は「神」ほどの存在だったと言われています。

しかし、ゴーン氏逮捕の報道は、そういった背景とは異なる論調で報道しています。

フランスで有名なフィガロ紙は、ゴーン氏逮捕について、

「栄光の頂点でなぎ倒されたゴーン」

というタイトルで記事を発表しています。

しかもサブタイトルは、「金欲と権力欲という2つの欠点の代償を支払う羽目に」となっています。

これまでフランスのために働いてきた功績について語ろうとする思いはみじんも感じられません。

ゴーン氏の人柄を真っ向から否定しているように見えます。

また、ゴーン氏の巨額報酬に対して批判的な記事を何度も書いてきた、デジタル新聞メディアパールは、

「神聖不可侵と思い込んでいたゴーン氏の転落」

というタイトルの記事を書き、「これまでうまいこと疑惑をもみ消してきたが」と書き出す厳しい記事を発表しています。

それに加え、ル・モンド紙経済版の一面見出しは、

「ルノー:パリはゴーン時代を終え、後継者を準備」

となっています。

いずれの新聞社も、ゴーン氏擁護の姿勢を見せていません。

それだけ、これまでもゴーン氏のことを良くは見ていなかったということの表れなのでしょうか。

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人々の反応は?

フランスの人々の反応も、十人十色といったところでしょうか。

しかし、否定的な、つまり逮捕には同意するといった反応が若干多いように思います。

下に実際にルノーの工場で働いているフランスの人々の反応をまとめてみました。

つい先日、ゴーンさんがこの工場にやってきた時は、まさか10日後には日本の拘置所の中だなんて、誰も思わなかったよ。彼は申告すべきものをちゃんと申告していなかった。フランスでも同じことをやっていないと言えますかね?

マクロンもゴーンも、カネと権力ばかり。別世界ですよ。あれだけお金をもらっておいてきちんと報告しないなんて、ひどい話だと思う

上のほうには超富豪がいて、たびたびカネに汚いことをやっている。ゴーンさんが例外なわけないでしょ?

よくあることだよ。
仕事があって給料がもらえていれば、俺は充分だね

事実が確定するまではゴーンさんの味方です。日産がゴーンを追い出したかったという話もありますから。なんだか対応が少し早すぎますしね。いずれにしても、司法判決を待つべきです

ゴーンさんは労働者を犠牲にしたとはいえ、やはり経営者として優れているのは事実です。
たしかに模範という意味では、ゴーンさんはトップとは言えませんね

 

最後の人のコメントは興味深いですね。

経営者としては優れている、しかし、人間的にはトップにふさわしい人とは言えない。

冷静な見方ではないでしょうか。

まとめ

ということで、ルノーのあるフランスでの反応をまとめてみました。

新聞各紙は総じてゴーン氏逮捕は当然という見方をしています。

人々も、やはり一般市民の反応はどこの国も同じようなものになるんだなというのが筆者の印象です。

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一般市民は、やはり冷静な、もしかしたら冷ややかな反応を示す、というのが行き着くところなんでしょうか。

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