明石商業はなぜ優勝候補?注目選手や監督は?どんな学校?

明石商業はなぜ優勝候補?注目選手や監督は?どんな学校?

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いよいよ明日8月6日に、第101回全国高校野球選手権大会が始まります。

今回の大会の優勝候補としてあげられることが多いのは、奥川恭伸擁する星稜、打の東海大相模などですが、その一角に明石商業の名前が挙げられることも多いです。

公立高校の明石商業が、今年の選抜でベスト4に残った実績があるとは言え、どうして優勝候補に挙げられるのでしょうか。

そこには、狭間善徳(はざまよしのり)監督の緻密な野球と、それに答える選手たちとの信頼関係が大きく影響しているようです。

では、明石商業がどうして優勝候補なのか、どんな学校なのかを探るとともに、注目選手にも迫り、謎を解いていきましょう。

(アイキャッチ画像はhttps://www.hb-nippon.com/column/437-baseballclub/13446-20190328no604?page=2より引用)

明石商業はどんな学校?

最初にも書きましたとおり、明石商業は、明石市立の公立高校です。

まずは場所を確認しておきましょう。

所在地は、兵庫県明石市魚住町長坂寺1250です。

 

 

校門はこんな感じですね。

学科は、商業科と国際会計科がありますが、この商業科には、スポーツ科学コースというものがあります。

このスポーツ科学コースというのは、「トレーナー」「教員(体育、小学校)」「消防士、警察官」を目指すコースです。

それで、いわゆる「スポーツ科」とは違いますね。

偏差値は商業科では43、国際会計科では46と言われています。

 

そんな学校ですが、野球部の環境は、他の学校もうらやむ素晴らしいものを持っています。

https://www.hb-nippon.com/column/437-baseballclub/13446-20190328no604より引用

画像の下の方のグラウンドの色と、選手たちがいるグラウンドの色が違うことがおわかりいただけると思います。

この黒っぽい土、実は甲子園と同じ土を入れておられるんです。

なんと、甲子園のグラウンドを管理している会社に委託し、数年前に内野部分の土の総入れ替えを実施し、その後も定期的にメンテナンスをする契約をしているというのです。

環境から力の入れようが違いますね。

確かに、甲子園と同じ土で練習できれば、いざ甲子園でプレーするときも同じ感触で出来ますもんね。

このように、明石商業は、野球部にかなりの力を入れていることが分かります。

事実、野球部員は111人を誇ります。

 

では、この野球部の監督はどんな方なんでしょうか。

野球部監督、狭間善徳氏とは?

https://timely-web.jp/article/1570/より引用

狭間善徳監督は、1964年5月12日生まれの55歳。

明石南高校から日本体育大学に進まれ、その後、1993年から明徳義塾中学校の軟式野球部の監督を務められました。

明徳義塾と言えば、馬淵史郎監督ですよね。

その馬淵史郎監督に師事した経験をお持ちです。

そして、指導者として力をつけていかれ、明徳義塾中学校の野球部を全国優勝4回へと導かれました。

 

その後、2007年に明石商業の監督に就任されます。

この狭間善徳監督、まるで野村克也氏のように、データ野球を信条としておられます。

そのことについて、狭間善徳監督はこう述べておられる箇所がありました。

「その一つにデータ野球があります。県内の全ての大会、各球場にデータ班を派遣するので、対戦相手となる全てのデータを持っていて、私が分析をした上で戦っています。投手の癖と配球、捕手の動き、打者のタイミングなど全試合を見ます。練習後に、ビデオで2時間を見て、全員でポジショニングを中心に話し合います。一球一球、ポジショニングを変えるので、選手は一球毎に私の方を見ます。うちと試合をすると、こちらが、1、2本ヒットが多く、相手が、1、2本ヒットが少ない試合が多いです。目には見えませんが、細かいところでのデータ分析の差があるおかげで、このような結果になっています」

https://www.news-postseven.com/archives/20190327_1334121.htmlより引用

対戦相手を徹底的に研究するということですね。

これには相当な時間とエネルギーが必要とされると思います。

しかし、このデータを持ってして対戦した結果、しっかり勝っていますから、このデータが生かされているということが言えるでしょう。

 

ほかにも、データ野球らしい狭間善徳監督の次のような分析があります。

例えば、外野に打球が飛んだ時の中継プレーの仕方。

補給した外野手と、中継する内野手(カットマン)の距離を、それぞれのシーンごとに分析しておられるのです。

「打球の処理の仕方、捕球した体勢によってカットマンへ無理なく返球できる距離は同じ選手でも変わってくる。例えば、同じ捕球地点でも、体の前で前進しながら捕ったら50メートル、止まった状態で正面捕球した際は40メートル、右横に走りながら逆シングル捕球した際は30メートルといったように送球の出力に差が出るものです。
そして無理なく投げられる距離は選手によって異なる。つまり適正距離をとるためには、カットに入る側が、自チームの外野手が無理なく投げられる距離を捕球体勢ごとに把握することが不可欠になってきます」

https://www.hb-nippon.com/column/437-baseballclub/13446-20190328no604?page=2より引用

こういった分析を選手に徹底的に叩き込むことにより、無駄な送球ミスをできるだけ減らし、それによって相手チームに無駄に進塁させない、そういうデータを持っているので、明石商業は強くなっていったと言えるでしょう。

 

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明石商業がなぜ優勝候補?注目選手は?

こういったデータ野球を取り入れ、選手に徹底的に浸透させ、それぞれの選手の課題を一点の妥協なくつぶしていく、そんな姿勢が明石商業野球部にはあります。

その上、狭間善徳監督は、野球に関してこういったスタンスもお持ちです。

「野球において最も大事なことは、備えること。そして、間(ま)と、タイミングと、バランスです。備えようとすれば、1年365日、1日24時間、人間に平等にある時間の中で、どれだけ必死になって、時間を過ごしているか。この時間を上手いこと過ごしていれば、『ここだ!』というときの決断力や判断力になる。そこまでのプロセスを必死になって取り組んで、俺はこうなりたい!と思ってやっている人間は、いつかここやっていうタイミングを捉えることが出来ると思う。ここで決断せなあかん。それが分かる」

https://www.hb-nippon.com/column/541-gene/10049-20151123no51gene?page=3より引用

野球を極めるというのは、人間力を極めるということと同義ということが分かります。

これを貫けないと、他の何をしても真剣に向き合ったり極めたり出来ないと思います。

 

そんな中、常に野球と向き合ってきた選手も、全国レベルに駆け上がってくることが出来ました。

まず注目できる選手は、最速149kmを誇る右腕の2年生エース、中森俊介選手です。

中森俊介選手は、182cm、83kgの堂々とした体格から、ストレートの他に、スライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリットを投げ分ける力を持っています。

https://www.xn--8wv97xz6xo7h.online/nakamori-shunsukeより引用

1年生の秋から背番号1を与えられましたが、天狗になることなく、自分が向上してチームに貢献したいと思える人間性を備えています。

中森俊介投手の勝負球はストレート、それがあっての沈む球をも投げられるというので、打者のタイミングを外し、幻惑させるピッチングができるところまで成長してきました。

 

打のほうでは、1番来田涼斗、2番水上桂、3番重宮涼、4番安藤碧の上位打線も強力です。

中でも安藤選手は、兵庫大会で打率.524、長打6本、またチームトップの14打点でチームを引っ張りました。

 

また、1番の来田涼斗(きたりょうと)選手は、180cm、82kgの体から、リードオフマンとしての働きをしっかりと果たすことが出来ます。

https://www.xn--8wv97xz6xo7h.online/akashisho-raitaより引用

記憶に新しいところでは、選抜の智辯和歌山戦で、先頭打者ホームランと、サヨナラホームランを打ったという勝負強さを兼ね備えているところが思い出されます。

狭間善徳監督も、「一年生から1番はなかなかいない。将来のある子。経験を積んでくれたら。足も速い」と高く評価しています。

来田選手は、入学前、県内外から48校もの誘いがあったそうです。

その中で、お兄さんが通っていた明石商業を選びました。

それだけの逸材であることは間違いありません。

 

また、上記の中森投手の他に、左腕の杉戸理斗、 溝尾海陸の台頭もあります。

共に完投能力を備え、エース中森を支えます。

 

このように、その強さには、狭間善徳監督の緻密なデータ野球と、それに答えるだけの実力を備えた選手たちによって裏打ちされていることが分かりました。

いくら相手チームのデータを収集しても、それを活かせる実力がないと、相手を上回ることは出来ませんからね。

普段の厳しい練習が、選手たちが持っている実力を底上げしていることは間違いありません。

なので、公立高校というハンディの中にあって、優勝候補に数えられるようになっているのでしょう。

 

 

最後に、甲子園練習の風景を動画でご覧ください。

 

「泥臭い野球をしたい」というのが、狭間善徳の弁です。

果たして、1点をもぎ取り、死守する、そういう野球ができるでしょうか。

相手の嫌なところをつく、そういうスキのない野球ができるでしょうか。

それが、明石商業の上位進出、ひいては優勝の鍵となってきそうです。
 

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まとめ

最後の公立の砦とも言われる明石商業。

初戦は花咲徳栄高校と難敵が当たりましたが、ここを突破すると、勢いはさらに加速していくかもしれません。

今回の組合せは、1回戦、2回戦と、結構有力校同士のつぶし合いが予想されることから、これも公立高校の雄の追い風となることも考えられます。

では、まずは第6日の初戦・2回戦をじっくりと観戦し、明石商業野球のすごさを目にできることを期待したいと思います。

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